待ち遠しい秋の一滴、夏越えの純米生詰め酒

秋に移ろう頃、蔵の室温が外気温と同じほどになり、酒質が熟しもっとも飲み頃になるまで冬の新酒を貯蔵してじっくり寝かせました。

竹葉の「ひやおろし」は一回火入れをして貯蔵したお酒を、出荷時に火入れ処理を行わずに生詰めするため、貯蔵時に帯びていくまろやかさと、生詰めならではのジューシーさが魅力です。

能登産山田錦を贅沢に55％まで磨き上げています。今年の一本は穏やかな香り、淡い甘さ、とろみ、後口の伸びがあり、食に寄り添う仕上がりになりました。

【味わい】
ライチ、マスカット、レモングラスのような青く爽やかな香り。アーモンドミルクを思わせる柔らかい香りも。気品のあるアルコール感が上品かつ華やかに漂います。
口当たりは軽く、きれいで透明感があり、なめらかな質感です。
中頃にはりんご果汁のような渋みを伴った酸味を感じます。同時に舌の奥に奥ゆかしく甘味を感じます。熟成によるコクが味わいに深みを出します。
のどごしにはスカッとした爽快な飲み応えも感じられます。後口には柑橘類がもつ青味、コクが長めに続きます。

香ばしく焼いたお肉や季節のきのこに、お塩、すだちやかぼすなどの柑橘をしぼってお楽しみください。

※本商品は熟成させた酒を【生詰め】しております。
※配送は【クール便】をご選択ください。またお手元に到着しましたら、速やかに冷蔵庫にて保管をお願いいたします。