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きらめくような米の甘み、透明感のある澄んだ後口
磨き上げた米の洗練された味わいと透明感、ふたつの酵母を組み合わせ醸した、特別な一本です。
杏や梅、アプリコットジャムを思わせるボリュームと濃度を感じる甘い香りに、白砂糖のようなはっきりとした甘さが舌の上で幾重にも重なりキャラメリゼのような甘さを感じます。
りんごの果皮のような酸とマーマレードのような渋みは、じりじりと発酵した果実のようなアルコール感を帯びていきます。後口では先の甘さはあっさりと昇華され、ほどよい余韻が長めに続き、きれいな着地を見せていきます。
===ソムリエ辻健一氏によるテイスティングコメント===
【外観】
澄んでいて、イエローとブルーが微かに見えるクリスタル。
【香り】
ボリュームはやや控え味。爽快な甘さを感じる第一印象。黄リンゴやマスカットの甘さの中に爽やかさがある香り、海を連想させるヨード香。高精米により上白糖の香りもある。ヨーグルトのような乳酸の香りに根菜のような土の香りがアクセント。
【味わい】
刺激的な口当たりで、最初に柔らかい酸味を感じ、その後すぐに優しい甘さが現れてくる。乳酸のような旨味を伴った特徴的な酸味、穏かなコク、柔らかい甘味が絶妙なバランスとなっている。ヨーグルトに林檎を入れたようなフレーバーが長く続く。
【総合評価】
はつらつさを感じるポップな味わい。旨味と酸味の絶妙な駆け引きが楽しめる。
【相性の良い料理】
- ヨコタ礁の天然岩ガキの刺身 ポン酢ともみじおろしで
牡蠣の風味と酒のヨード香が調和し、ミルキーな味わいに乳酸の旨味が同調する。ポン酢の酸味とおろしのテクスチャーが酒の酸味と酒質に調和する。是非お試しいただきたいペアリングです。 - 肉団子の甘酢かけ
肉団子の肉汁と酒の旨味が調和。玉ねぎの食感や肉団子の揚げた表面の固さが酒のはつらつさと同調する。甘酢の旨味と酸味が酒の味わいと調和。
《Kura Master2022 純米大吟醸酒部門 金賞》
《Japan Women's SAKE Award 2023 フルーティー部門 金賞》
原材料名 | 米(国産)、米麹(国産米) |
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原料米 | 能登産百万石乃白100% |
アルコール分 | 14% |
精米歩合 | 40% |
容量 | 720ml |
おすすめの飲み方 |
しっかりと冷やして、8℃~10℃ほどですとバランスよく味わえます。 40%まで磨いた透明感を目でも楽しんでいただきたいので、ワイングラスがおすすめです。 ペアリングは、フレッシュなトマトと相性抜群。生ハムやレーズンなど、シンプルな食材をつまみながら、ゆっくりと楽しむのがおすすめです。 |